ノキシタが目指すもの
高齢者、障がい者、子ども、子育て中の親・・・誰もが『つながりと役割をもてる居場所』を目指しています。
地域の高齢者の居場所に
誰かとおしゃべりをする、誰かの手助けをする、一緒に笑いながら食事をとる・・そんなたわいも無い交流が、今必要とされています。
特に、一人で暮らす高齢者ほど、外とのつながりが薄くなってしまいがちです。
近年の研究で、要介護や認知症になりにくい高齢者は、
他者との交流=「つながり」が多く、自分なりの「役割がある」人だと分かってきました。
ノキシタがある仙台市田子西地区は、
東日本大震災で被災された方々が移住してきた新しいまちです。
地域のつながりが薄く、
一人暮らしの高齢者の多いこのエリアだからこそ、
人と人とのつながりが生まれる場所が必要なのです。
障がい者だからこそできる役割を形に
障がいがある方や高齢の方々が施設ではなく
様々な人々と地域で一緒に暮らす
「地域共生社会」への関心が高まっています。
でも、意思疎通が難しい障がいがある方と
同じ地域で生活することに不安を抱く方もいらっしゃいます。
これは差別とか偏見というよりも
「知らない怖さ」からくる不安ではないでしょうか?
地域共生社会の第一歩は、「お互いを知ること」
と私たちは考えました。
世代や障がいの有無に関係なく、同じ空間で共に過ごす。
そこから互いを知り、その人なりの役割が自然に生まれる。
ノキシタでは日常の風景です。
今まで社会から支援される立場と考えられがちだった
”障がい者だからこそできる役割”
ここノキシタでは実際に形にしています。
多世代交流の中で育つこども
ノキシタの保育園に通う子どもたちは、
多くの大人に見守られて育ちます。
カフェに来た高齢者とお話ししたり、
コレクティブスペースで演奏をしている若者の音楽を聴いたり、
サポートセンターに住んでいる障がい者と遊んだり・・・。老人ホームを訪問するようなイベントではなく、
ごく自然に、日常の中に、地域のさまざまな方との触れ合いがあります。”世の中にはいろんな人がいて、普通なんてものは存在しない”
小さい時からそれを体験しながら、成長する。
その環境があるから、子どもたちが本当の意味で「多様性」を理解することになります。食の大切さ
食はすべての基盤。
美味しい食事を通して、たくさんの笑顔が生まれます。
シェアキッチンでは、食を通じて交流が深まります。
食べるだけではなく、作ることも食育の一つ。
ノキシタに関わる人達みんなで、ビールの原料となるホップを栽培しています。
ノキシタのカフェは、野菜をおいしくたくさん摂れるお店です。
ひとり時間もノキシタで
誰かといることにちょっと疲れたら、ゆったりと自分の時間を心ゆくまで楽しむ。
そんな過ごし方も、ノキシタではできます。楽器を演奏したり、料理をしたり、読書をしたり・・。
あなたがあなたらしくいるために。充電する時間と空間が必要です。
木の温もりが溢れるコレクティブスペースやお庭で、好きなように時間を過ごしてください。
Open Village ノキシタ
〒983-0026 宮城県仙台市宮城野区田子西一丁目12番4号
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