
シャロームの杜ほいくえん
生きる力の”根っこ”を育てる
当園は、0歳6カ月~2歳児の保育に特化した保育園です。
なぜこの年齢に特化しているのか?
それは、子ども達の生きる力を育てるための「3つの根っこ」を大切にしているからです。
しっかりとした根が張れば、大きな幹が育ち、強風にも倒れない強い木に成長します。人間も同じで、長い人生を生きるには、しっかりした根を伸ばす時期が必要だと私たちは考えます。
3つの”根っこ”を大切に
興味の翼・思いやりの心・愛される力の
"根っこ"を伸ばす↓
生きる力の芽を育む
根っこ1:興味の翼
当園では、園の職員だけでなく、ノキシタ※にある他の事業所で働くスタッフ、ノキシタを利用する地域の方や障害をお持ちの方など、多様な方々と日常生活の中で関わっています。たくさんの人の好きなこと、得意なことに触れることで、子どもの興味はぐんぐん広がっていきます。職員たちは親の視点では気づきにくい子どもたちの可能性を引き出せるよう、様々な方との架け橋となっています。
※ ノキシタとは、高齢の方、障害のある方、子ども、子育て中の親など、多様な方々が交流するところです。
エピソード1
虫嫌いだった子供が、虫好きに!
Nちゃんは虫が大の苦手で、アリでさえ怖がってしまうほどでした。でも、虫好きの「冒険あそび場プレーリーダー」のしんぞーさんや、「エンガワ子育て支援スタッフ」の知穂さんと出会い、楽しそうに虫と触れ合う様子を見ているうちに、少しずつ興味を持ち始め、いつの間にか虫好きに!保育士でも保護者でもない”地域の人”から興味の根っこが広がったのでした。
根っこ2:思いやりの心
保育士やノキシタの大人たちが、高齢者や障害のある方々にさりげなく気配りする姿を見た子どもたちは、思いやりの心を自然に学んでいきます。また、人だけでなく、虫や植物、物に対しても同じように大切にする心が育っていきます。
特別な指導ではなく、日々の声かけや行動を通して、優しさを育む環境づくりを大切にしています。エピソード2
「石が残ると危ないね」の声がけから
ノキシタの庭の小石で遊んだ後、「道に石が残ると、お年寄りや車いすの方が危ないね」と声をかけると、子どもたちは「おばあちゃんがつまずいちゃうかな」などと考え、自ら石を元の場所に戻しました。
ノキシタは”保育園だから子どもファースト””障害者施設だから障害者ファースト”の施設ではありません。みんなが一緒に過ごす場所だから、どうしたら相手が気持ちいいかを考えて、行動する。それが思いやりの根っこを育てることに繋がります。
根っこ3:愛される力
この保育園では、エンガワを利用する地域の方々、ノキシタの他の事業所で働く職員、そして様々な世代のボランティアさんなど、多くの方々との交流があります。他の保育園に比べ、子ども達はより幅広い人たちから愛される喜びを経験し、互いに労わる姿を目にすることができます。
様々なものへの興味や人への思いやりの心を持つことで、子ども達は愛される力がつき、それが社会で生きる力へとつながります。
エピソード3
「みんな、人懐っこくて可愛いね」
入園当初は初めて会う人に泣いていた子どもたちも、毎日のようにボランティアさんや地域の方と会ううちに、少しずつ自分から声をかけたり、挨拶ができるようになりました。こうした姿を見た多くの方々から「ここに通っている子どもたちは、みんな人懐っこいね、かわいいね」という声をたくさんいただいています。
根っこを育てるゆたかな土壌。
それが、多様な人と関われるノキシタの環境です。当園のあるノキシタは、障がいを持ちながら生活する方々、近所のおじいちゃんおばあちゃん、地域のママたちなど、多様な人々が集う温かい場所です。
イベント的に年に数回だけ『高齢者施設に訪問する』のと、『毎日顔を合わせて、自然に会話が生まれる』のとでは、相手との関係性・理解度が全く違ってきます。ノキシタの中に保育園があることで、興味、思いやり、愛情の根っこがあらゆる方向に伸びていくのです。0〜2歳は根っこを育てる期間
シャロームの杜ほいくえんでは、0〜2歳児の子どもたちを預かっています。
この時期の成長は、植物が小さな芽を出す前に根っこをじっくりと伸ばすようなもの。当園では、少人数の環境の中で、子どもたち一人ひとりに丁寧に向き合い、様々な根っこを育てることを重視しています。この時期に広く深く根っこを張ることで、子どもたちは将来大きく成長することができるのです。
3歳〜成長に応じた”植え替え”を
3歳以降は、その成長に応じた「植え替え」の時期といえます。
植物がしっかりと根を張った後に地植えでさらに成長するように、この時期にはそれぞれの子どもに最適な保育園や幼稚園という環境を選び直すことが重要です。
2歳までにしっかりと育てた根っこから伸びた芽を見ることで、その子の興味や個性に適した環境を選ぶことができます。
”先生もハマる”保育園 = 最高の保育環境
「ここ以外で働けない!」当園の保育士やボランティアさんは口々にそう言います。
その理由は、職員同士の仲の良さ。
年齢、役職に関わらずみんなが「なんでも気軽に話せる」と思える関係が自慢です。
「もっとこうしたら?」と自由な意見が言えるから、保育もどんどん進化していきます。
職員たちが働きやすく、心から笑顔でいられる事は、子どもたちにとって最高の環境であると私たちは考えています。保育環境には自信があります!
1)充実した職員配置
園児の定員19名の小さな保育園ですが、配置基準を上回る14名の職員で子ども達をサポートしています。多くの目があるから、ひとりひとりの変化に気づきやすく、その子に合わせた対応ができます。
2)ストレスの少ない働き方
残業はゼロ。職員は1時間の休憩を子どもと別の部屋で取ります。保育士の心身に余裕があるから、子供たちをしっかり見守ることができます。
3)風通しがいい!
当園にはボランティアさんや職場体験の学生さん等、職員以外の方も多くいらっしゃいます。
多くの人が関わるから、風通しが良くなり、問題の発生を未然に防ぐ効果があります。保育士の定着率の高さ
保育士が心から働きやすいと感じている保育園。だから、離職する職員は少なく、保育士が頻繁に変わることがないため、保護者や子どもにとっても安心感があります。
当園は、企業主導型の認可外保育園です。保護者の方の中には「認可外保育園だと、きちっとした保育が行われるのか不安」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、企業主導型保育園は認可保育施設と同等水準の施設設備や運営基準を国(こども家庭庁)が定めています。保育従事者は認可保育園よりも多く配置することが定められており、こども家庭庁の指定機関や自治体による定期監査も行われるなど、適正かつ適切な運営の確保が図られています。
更に当園では、調理室の職員以外は全員が保育士資格を所有するなど、安心してお子さまをお預けいただけるように基準を超えた万全の保育体制を整えています。ご自身のお子さんを預けながら働いている保育士も多くいることが信頼の証です。
在園児・卒園児ママの声
乳幼児期のうちから、いろいろな年齢の方や障害をお持ちの方と、たくさん関わることができる保育園。さまざまな方と仲良くなれる人に育つ、ステキな環境だと思います。
(在園児ママ)
シャロームの杜ほいくえんには、我が子を「預ける」だけでなく「一緒に育ててもらっている」と感じていました。ノキシタは型にはまった事をするのではなく、良い事と楽しい事を皆でやっていこうという場所。親子ともノキシタが大好きなので、卒園後も時々遊びに行っています。
(卒園児ママ)
障害のある方やご高齢の方にも、自分から話しかけるようになった我が子。嬉しい驚きでした。親子ともに「人が好きになれる場所」だと思っています。卒園後も参加できるノキシタ全体のイベント(フェス、クリスマス会など)もあり、楽しいところです。
(卒園児ママ)
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Information
子育て支援「つくしっこ」
シャロームの杜ほいくえんでは月に一度、地域のお子さんをお呼びして、保育園での遊びを楽しんでもらう子育て支援広場『つくしっこ』を開いています。
親子で製作したり、夏は水遊びしたり様々なことをしています。
0歳~1歳前半のお子さんとパパ、ママ、おじいちゃんおばあちゃん、ぜひ遊びにきてみませんか?
詳しくは、お電話にてお問い合わせください。令和7年度 入園児募集
シャロームの杜ほいくえんの子どもたちは、地域で生活されている方、幅広い世代の方、障害のある方、外国籍の方など、さまざまな方と日常的に交流し、温かく見守られながら毎日を過ごしています。その経験は、お子さんのこれからの人生を豊かにする「生きる力」に繋がります。
当園が考える「生きる力」とは...
興味の翼:可能性の幅を広げる力
思いやりの心:感情のコントロール力
愛される力:人とうまく関わる力
見学について
たくさんの愛情に囲まれてのびのび過ごしている園児、保育園、ノキシタという素敵な環境を、ぜひ見学にいらしてください。短時間勤務や求職活動中で、なかなか認可のハードルがクリアできない!という方も、ぜひご相談ください。お待ちしております。
名称
シャロームの杜ほいくえん
休園日
日曜、祝日、年末年始
連絡先
電話:022-357-0920(担当 加藤)
問合受付時間:9:00~17:00運営形態
企業主導型保育園
運営法人
特定非営利活動法人シャロームの会
仙台市子育て情報「まちのび」紹介記事
Open Village ノキシタ
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